全国の古紙発生量の約50%を占める首都圏の至近距離に位置し、各種古紙を有効活用できる工場として、「古紙を最大限に利用する」というコンセプトのもと、1996年に大王製紙の関連会社として設立しました。 当工場では、大王製紙が蓄積しているノウハウを活かし、古紙100%で新聞用紙を製造しています。古紙をリサイクルすることで、紙の原料となる木材さらには木材をパルプに加工する際に発生する二酸化炭素(CO2)の大幅削減に貢献、2000年にはリサイクル推進功労者等表彰で「通商産業大臣賞」を受賞しました。これからも森林資源保護ひいては地球温暖化の防止に貢献していきます。
新聞用紙・段ボール原紙の製造
〒974-8242 福島県いわき市南台4-3-6
TEL.0246-62-1111
1996年4月
1億円
220名
309億円(2020年3月期)
本社・工場/福島県いわき市
大王製紙株式会社
常磐自動車道[いわき勿来I.C]より車で10分 JR常磐線[植田駅]より車で15分 JR常磐線[勿来駅]より車で20分 JR常磐線[泉駅]より車で25分
いわき大王製紙は、古紙を最大限に活用するというコンセプトのもと年間約60万トンの古紙を原料に、新聞用紙と段ボール原紙の生産を行っています。それだけにエコロジーやリサイクルという概念が、私たちの工場の隅々にまで息づいています。 例えば、紙を作る工程で生まれた廃棄物(ペーパースラッジ)や家屋解体材などの燃料チップ、廃プラスチックなどを燃料とするバイオマスボイラーを利用し、現在当社で使用する約70%の電力は自家発電でまかなわれています。 環境問題が重視される中、厳しい基準で設立されたいわき大王製紙は、その意味でもかつて存在しなかったタイプの工場といえます。生産体制やそれに付随するさまざまな設備も、すべて地元をはじめ、地球環境を配慮するというモットーに基づいています。
ISOとは国際的な標準規格のことで、第三者(審査登録機関)が審査・判定します。 PDCAサイクルに基づいた、継続的な維持管理、改善が求められます。
[基本理念] いわき大王製紙は、社員一人ひとりが品質の重要性を深く理解し、地球環境との調和をはかりつつ、社会の変化に対応し、顧客が求める製品を創造的に提供るため品質マネージメントシステムを継続的に改善、運用し、業界一の品質を達成します。
[基本方針] 品質マネージメントシステムを継続的に改善し、顧客ニーズを満たし信頼を得る製品を提供する。 社遵法精神に則り、関連法規、品質基準を厳守し、顧客要求事項を満たす。 品質方針を達成するために、品質目標を設定し、品質マネージメントシステムを定期的に評価・見直しを行う。 この方針は従業員全員に伝達、理解させ、品質に対する意識の向上を図る。
[基本理念] 大王製紙㈱は、社会が求める紙製品と信頼を持続可能な形で提供しつつ、地球環境と調和した豊かな生活・文化・社会の創造を目指した事業活動を展開します。
[基本方針] 1.地球温暖化を防止するため、CO2排出量の削減を行動目標として、古紙の有効利用、森林保護、省エネルギー、廃棄物の削減事業を展開します。 2.地球環境への貢献を具体的に実現するための技術、及び紙製品の導入・開発を行います。 3.環境事故・クレームを予防するため、外部環境の変化に対応したリスクを先取りした環境保全活動を展開します。 <環境保全活動の3本柱> 1)環境保全活動に対する社員の「意識」向上 2)異常の兆候をとらえ正常に運転できる「操業方法」の確立 3)機能を正常に発揮できる「設備」への改善 4.社会や地域における環境保護への支援、協力活動を積極的に行い、社会に貢献します。また、住民や行政機関と積極的にコミュニケーションを図り、地域と良好な関係を維持します。 5.環境関連の法規、公害防止協定、及び組織が同意する申し合わせ事項を遵守します。 6.環境方針達成のため事業活動を定期的に環境影響評価し、環境目標を設定して環境活動を推進します。また、環境マネジメントシステムの継続的改善を図ります。 7.この方針を全従業員が理解し行動するとともに、利害関係者にも公表します。
いわき大王製紙は、1998年よりお客様から機密書類をお預かりし、機密性を保ったまま溶解処理し、段ボール原紙にリサイクルするシステムに取組んでいます。 これまで安全確実な処理を実施してきた結果、機密書類をお預かりしている事業所は、全国で1万社以上にのぼります。 機密書類の受け入れから溶解処理までの業務において、機密文書専用倉庫を設置し、防犯カメラで24時間監視体制を実施、溶解後の証明書発行など安全で確実な機密書類の溶解処理システムを構築し、2007年8月1日付で「機密書類の受入れから溶解までの業務」を対象として情報セキュリティマネジメントシステム『ISO27001』の認証を取得しています。
引き続き、情報セキュリティマネジメントシステムを維持・向上し、お客様のご期待に応えられる企業になるよう努めてまいります。
総務部/生産企画課・資源調達課
原料課/受入担当・打込担当、業務グループ
運輸部運輸課
機密書類の引取りから受け入れ、溶解までの業務
情報セキュリティ基本方針