Resources recycling
持続可能な資源循環
Maximizing Used Paper Utilization
古紙を最大限に活用する
古紙の利用促進は、資源保護・ごみ減量化の面からも製紙業界に求められるテーマです。
従来、埋立や焼却処理されていた紙ごみ(難処理古紙)の利用を拡大することにより、業界平均を上回る古紙利用率を達成。年間約60万トンの古紙を新聞用紙、段ボール原紙に再生し、環境価値のある製品を供給しています。
立地コンセプト
いわき大王製紙は「古紙を最大限に活用する」というコンセプトのもとに福島県いわき市に設立しました。
首都圏は全国の古紙発生量の約40%を占めており、いわば古紙という大森林地帯です。
当社は首都圏から約180km圏内に立地し交通アクセスに優れ、“新鮮な”古紙の集荷・製品の輸送に理想的な立地です。
機密書類リサイクル
いわき大王製紙の処理システムでは、段ボール箱に入った機密文書を未開封のまま溶解するため情報漏洩の心配がありません。カメラによる監視や外部機関の認証(ISO27001)など、厳重なセキュリティ体制を備えています。
オフィス書類には企業秘密や個人情報など機密性の高いものが多いことから、これまで機密保持のために多くが焼却処理や、手間をかけシュレッダー処理をされてきました。当社ではそうしたオフィス書類も大切な資源として紙にリサイクルしています。